クロ現 ヤングケアラー

夕陽塾らじお
10 Jul 202330:02

Summary

TLDRこのビデオは、病気や障害を持つ家族のケアを担うヤングケアラーに焦点を当てています。小学6年生の女の子が、うつ病の母親に代わり家事を担当している様子を描き、孤立感や支援の欠如について語っています。また、ヤングケアラーが自らSOSを発信できない理由や、周囲の大人がどのように気付き支援を提供するべきかについても議論されています。具体的な支援方法や、イギリスの成功事例も紹介され、包括的なサポートの重要性が強調されています。

Takeaways

  • 👧 ヤングケアラーは、精神疾患を患う母親や介護が必要な家族の世話を小学生から始めて、周囲に相談せず孤立する傾向がある。
  • 🏠 ヤングケアラーは、家事や介護などの負担が大きく、学校生活や将来の進路に影響を及ぼす可能性がある。
  • 🔢 国が公表した調査によると、中学生に17人に1人、クラスに2人ほどがヤングケアラーとして存在している。
  • 🤔 7割近いヤングケアラーが周囲に相談した経験がなく、その存在が周知されていないことが多々ある。
  • 👨‍👧 40代の男性が家族の介護に明け暮れ、進学や就職がままならなかった例がある、キャリアに影響を及ぼす。
  • 🌐 世界中で、積極的な関わりや支援が求められているが、具体的なサポートが不足している。
  • 😢 ヤングケアラーは、家計の事情を知られたくないため、SOSを出すことなく、困難を抱え続けることがある。
  • 🏫 スクールソーシャルワーカーが配置され、学校内でのサポート体制が強化されている地域がある。
  • 👩‍⚕️ 浜島芳恵氏によると、ヤングケアラーは身体的なケアだけでなく、買い物や料理などの家事も担っている。
  • 🤝 神戸市は、介護現場や教育現場を横断的に支援するための新しい部署を立ち上げ、多面的な支援を提供している。
  • 🇬🇧 イギリスでは、ヤングケアラー支援に関する法律が制定され、適切な支援につながる仕組みが整備されている。

Q & A

  • ヤングケアラーとはどのような立場にある人のことですか?

    -ヤングケアラーは、病気や障害のある家族の世話や家事を担う18歳未満の子供を指します。彼らは周囲に相談することができず、孤立を深める傾向があります。

  • ヤングケアラーが孤立する理由は何ですか?

    -ヤングケアラーは、家族の事情を知られたくないため、SOSを出すことはありません。また、親からも家のことは周りに絶対言うなと言われているため、誰にも相談することがない状況が生まれます。

  • ヤングケアラーが抱える精神的な負担とはどのようなものですか?

    -ヤングケアラーは、母親の世話と家事を担い続ける毎日の中で精神的に不安定になり、自傷行為を繰り返すこともあります。人間関係をうまく築くことができず、定期的にカウンセリングに通うこともあります。

  • ヤングケアラーが孤立を深める背景にはどのような社会的な問題がありますか?

    -ヤングケアラーが孤立を深める背景には、社会的な問題として、介護サービスの受け入れが家族に限られ、家族の負担が増すことや、学校や地域の支援が不十分であることが挙げられます。

  • ヤングケアラーが抱える問題を解決するために、学校側でどのような取り組みが行われていますか?

    -学校側では、スクールソーシャルワーカーを配置し、子供たちの些細な変化に気を配り、子供の目線に立つことが大切としています。また、子供たちが安心な関わりができるように、サポートを提供しています。

  • ヤングケアラーの存在を周囲がどのように気づくことが大切ですか?

    -ヤングケアラーの存在を周囲が気づくことは、彼らが孤立感を抱えずに済むことを防ぎ、適切なサポートが受けられるようにする上で重要です。笑顔の裏にある苦しみに敏感に反応し、積極的に関わり続けることが求められます。

  • ヤングケアラーが孤立を深める中で、どのような支援が求められていますか?

    -ヤングケアラーが孤立を深める中で求められる支援は、家族の介護負担を軽減するサービスや、子どもたちが学校生活や友人関係を楽しむことができるような支援が挙げられます。

  • 神戸市で行われているヤングケアラー支援の取り組みとはどのようなものですか?

    -神戸市で行われているヤングケアラー支援の取り組みには、介護事業者向けの啓発動画の撮影や、全国に先駆けてヤングケアラー専門の部署の設置、そして複数の部署と連携して対応することが挙げられます。

  • イギリスでのヤングケアラー支援の取り組みはどのような点が特に重要だと考えられますか?

    -イギリスでの取り組みで特に重要な点は、法制化された支援仕組みの存在、予防的なアプローチの重要性、そして支援メニューの充実です。また、当事者の声が社会に届けられることが大きなうねりにつながっています。

  • ヤングケアラーが抱える問題を解決するために、今後どのようなことが求められますか?

    -今後求められることは、包括的な支援のビジョンの示し、法制化や予算化への取り組み、そして児童福祉や教育だけでなく、高齢者福祉、障害者福祉、社会的孤立問題など、様々な領域にまたがった包括的な支援です。

  • ヤングケアラーが生きやすい社会を作るためには、何が大切ですか?

    -ヤングケアラーが生きやすい社会を作るためには、彼らの価値と負担を理解し、その両方を認める人々が多くいることが大切です。また、彼らが困難を抱えていることを見ながら、一緒に考えようという声をかけてあげることが重要です。

Outlines

00:00

👧 ヤングケアラーの現実

小学6年生の女の子が、うつ病を患う母親の世話と家事を代わりにしている様子が描かれています。ヤングケアラーは、周囲に相談せず、誰にも頼らずに家族の世話を続けています。国が公表した調査によると、中学生17人に1人がヤングケアラーで、周囲に相談した経験のない生徒が7割近くという現実が明らかになりました。

05:05

🏠 家族介護による生活の変化

40代の男性が、母親と祖母の介護に明け暮れて進学や就職がままならなかった経験が紹介されています。介護サービスの対象は本人のみで家族は含まれないため、彼への具体的な支援はなく、孤立感を感じながらも社会とつながる生活を送ることができました。

10:06

👀 周囲の目線に立つことの重要性

スクールソーシャルワーカーである黒蜜さおりさんが、学校内でのヤングケアラーの支援活動について語っています。子供たちの些細な変化に注意を払い、目線に立つことで、子供の本音に気付くよう努めています。また、彼女自身もヤングケアラーとして苦しんだ経験があり、大人が働きかけることが重要だと考えています。

15:09

📈 ヤングケアラーの現状と対策

国が公表した調査結果から、中学生の17人に1人、高校生の24人に1人がヤングケアラーであることが分かりました。彼らは家事や買い物、兄弟の世話など、多岐にわたるケアを行っています。大阪歯科大学の浜島芳恵さんに話を聴くと、ヤングケアラーたちは孤立化しており、周りからの支援が不足している現状が明らかになりました。

20:11

🤝 社会全体の支援体制の強化

神戸市がヤングケアラー支援に取り組む様子が紹介されています。介護現場や学校、行政を巻き込み、情報共有を行い、横断的に対応を行っています。また、イギリスでは法律を制定し、ヤングケアラーへの適切な支援を義務付け、当事者同士がつながるネットワークを形成しています。

25:12

🌟 社会に対する期待とメッセージ

ヤングケアラーたちが抱える負担と困難について、社会全体が理解し、支援体制を強化する必要性が語られています。当事者たちの声が届くように、社会的な認識を高め、彼らが生きやすい社会を作るために、包括的な支援が求められています。

Mindmap

Keywords

💡ヤングケアラー

「ヤングケアラー」とは、病気や障害のある家族の世話や家事を担う18歳未満の子供を指します。このビデオでは、ヤングケアラーが抱える精神的、身体的負担と、その孤立感をテーマに展開されています。例えば、ビデオでは、母親の世話をしながら自らの悩みを抱え続けてきた24歳の女性や、介護の負担に耐えられず自傷行為を繰り返すような状況にある人物が紹介されています。

💡孤立

「孤立」は、社会的なつながりが乏しく、誰にも相談できず一人で生活を続けることを指します。ビデオでは、ヤングケアラーが孤立を深める理由として、周りに相談する経験がない生徒が7割近くあることや、家族の事情を知られたくないという心理的な障壁が説明されています。

💡介護

「介護」は、高齢者や障害者など、生活に支障をきたす人々に対して、日常生活の支援を行うことを指します。ビデオでは、ヤングケアラーが介護の負担を受けることで、教育や就職に影響を受ける例や、介護の負担が原因で摂食障害になった人物が紹介されています。

💡サポート

「サポート」とは、人を助けるための各種の援助を意味します。ビデオでは、ヤングケアラーが受けられない支援や、その支援が必要であることが強調されています。例えば、スクールソーシャルワーカーによる支援や、行政によるケアマネージャーの役割が説明されています。

💡介護サービス

「介護サービス」とは、介護保険制度に基づいて提供される、介護需要のある人々に向けたサービスを指します。ビデオでは、介護サービスが本人だけではなく、家族にも支援が必要な場合があるという問題点が触れられています。

💡自傷行為

「自傷行為」とは、自分自身に傷害を加える行為を指します。ビデオでは、ヤングケアラーとしての負担が高まり、精神的に不安定になり自傷行為を繰り返す例が紹介されています。

💡家事

「家事」とは、家の中で行われる買い物、料理、掃除、洗濯などの日常的な作業を指します。ビデオでは、ヤングケアラーが家事を担うことで、彼らの時間やエネルギーが大量に消費されることが示されています。

💡学校ソーシャルワーカー

「学校ソーシャルワーカー」とは、学校内で子どもたちを支援するために配置される専門的な職種です。ビデオでは、学校ソーシャルワーカーがヤングケアラーを見つけ出し、彼らの状況を理解し支援する役割が強調されています。

💡社会問題

「社会問題」とは、社会全体に影響を及ぼす問題を指します。ビデオでは、ヤングケアラーの存在が社会問題化され、その支援が求められていることが示されています。イギリスの取り組みとして、法律制定や支援の義務付けが紹介されています。

💡予防的アプローチ

「予防的アプローチ」とは、問題が発生する前に介入することで、その問題の発生を防ぐことを指します。ビデオでは、家族に慢性的な症状がある場合、その時点から子どもたちへの介入の重要性が強調されています。

💡秘密の場所

「秘密の場所」とは、人が本当のことを自由に話すことのできる安全な場所を指します。ビデオでは、イギリスの取り組みとして、ヤングケアラーが秘密の場所を作ることで、彼らが自らSOSを発信しやすくなることが示されています。

Highlights

ヤングケアラーは中学生17人に1人に1人、クラスに2人いるという全国調査結果が公表された。

ヤングケアラーは周囲に相談した経験が7割近くないことがわかった。

ヤングケアラーは家事を担い、進学や就職ができない場合がある。

ヤングケアラーは孤立を深め、SOSを出さず一人で家族の世話を続けている。

ヤングケアラーは社会とつながることで状況が改善できると和也さん42歳が強調した。

スクールソーシャルワーカーが学校に配置され、ヤングケアラーの支援に取り組んでいる。

ヤングケアラーは学校の先生にケアの負担について理解してもらえなかったことがある。

ヤングケアラーは介護サービスの対象外で、家族への支援が不足している。

ヤングケアラーは孤立化が問題で、学校現場ではなかなか気づかないと感じている。

ヤングケアラーは家庭の状況が通常となってきて、負担を感じないと周りに見せないことがある。

ヤングケアラーは家族のケアを担うことが偉いと評価されるが、その負担にも注意が必要なと述べられた。

ヤングケアラーは学校や行政が把握しにくく、包括的な支援が求められている。

ヤングケアラーは社会的な問題であり、子供だけでなく大人の問題にも関与している。

イギリスではヤングケアラー支援のための法律が制定され、自治体に支援につなげる義務が課せられた。

イギリスではヤングケアラーが秘密の場所を作ることでSOSを発信しやすくなっている。

日本では厚生労働省と文部科学省がプロジェクトチームを立ち上げ、支援のための報告書を作成している。

Transcripts

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クローズアップ

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慣れない手つきで野菜を切る小学6年生の

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女の子

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うつ病を患う母親に代わり家事を担う

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ヤングケアラー

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です

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ほぼほぼ

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毎日してる

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お手伝いする当たり前みたいな感じ

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[音楽]

play00:44

play00:45

誰にもSOSを発することもなく誰にも

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頼ることができず一人で母親の世話を続け

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ています

play00:57

[音楽]

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病気や障害のある家族の世話や家事を担う

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ヤングケアラー

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[音楽]

play01:08

先月国が公表した全国調査によれば中学生

play01:13

の17人に1人

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クラスに2人程度いることが分かりました

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そこには大きな

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特徴が

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周囲に相談した経験がない生徒が7割近く

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に上るのです

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母親と祖母の介護に明け暮れ進学も就職も

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ままならなかった40代の男性

play01:42

気づいてくれる大人はいましたが

play01:45

具体的なサポートにはつながりませんでし

play01:47

play01:47

[音楽]

play01:55

世界でもいいので

play01:58

積極的に関わっていって

play02:01

[音楽]

play02:03

ほしい追い詰められても声を上げない

play02:06

ヤングケアラーたち

play02:09

私たち大人はその存在にどう気づき

play02:13

支援の手を差し伸べていけるのか

play02:17

具体的に考えていきます

play02:20

[音楽]

play02:22

なぜ

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ヤングケアラーたちは自らSOSを出さず

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孤立を深めていくのか

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入りたい

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物心ついた時から家族のケアを担ってきた

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ことはさん24歳です

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遊んでるって幸せな家族像みたいな感じし

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ませんのしたかったなって思います

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精神疾患が疑われる母親

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事はさんは買い物など日々の生活を

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サポートしてきました

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時には

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暴言を浴びせる母親に寄り添い

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悩みを抱えながら支え続けてきたのです

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急に

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態度が変わってすごく攻撃的な言葉を見せ

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てきたりとか

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刺激しないように

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母の支援を伺ってっていうことをずっとし

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ていました私がその母の分と自分の分のお

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惣菜とかをスーパーに買いに行ってたん

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ですけど

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やっぱり家の近くに行くと同級生の家族と

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かに会うことも多くて親が病気だからとは

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言えないし

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母を責められているようですごくつらかっ

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たなと

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学校の友達や先生に

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相談することもなく

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何事もないかのようにふるまってきたこと

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はさ

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家庭の事情を知られたくないと自らSOS

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を出すことはありませんでした

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親からも家のことは周りに絶対言うなって

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言われてたし

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隠さなきゃいけないものだと思っていたの

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で誰かに相談っていうのは

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全く

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発想になかったです

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母親の世話と家事を担い続ける毎日

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精神的に不安定になり自傷行為を繰り返す

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ようになりました

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今も人間関係をうまく築けず

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定期的にカウンセリングに通っています

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怖いと感じてしまったらもうそれが前面に

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出てしまって声がうまく出せなくなって

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しまったりとかそれでうまく関係が築け

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なくてっていうのがあるかなと思います

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[音楽]

play05:22

ヤングケアラーの存在に周囲が気づいてい

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ても

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支援につながらないケースも少なくあり

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ません

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和也さん42歳です

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何か食べないといけないんで

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今はこんな形ですけど

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30年にわたる家族の介護で

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摂食障害になったためパンや野菜ジュース

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コーヒーなどをミキサーにかけたものしか

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受け付けません

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3歳の頃

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父親を交通事故で亡くした和也さん

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小学生の頃には心臓病を抱える母親のケア

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に加え

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祖母の介護も

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こうした生活が

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母親が亡くなる38歳まで続きました

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なぜ和也さん自身に

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支援の手が届かなかったのか

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実は

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チャンスがなかったわけではありません

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でした

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[音楽]

play06:44

その一つが

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定時制高校で

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欠席が増えた頃のことでした

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急にまあ休みだしたんで

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どうしたみたいな感じ

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しかし先生にできたのは出席日数やテスト

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結果への配慮まで

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介護については

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頑張っていて偉いねという言葉だけだった

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といいます

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[音楽]

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大変なことは分かってくれてたんですけど

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その

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思います先生もでもその

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時は

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やりようがなかったんじゃないかなと

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実は他にも

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鍛冶屋さんの介護の大変さに気づいていた

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人がいました

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これが北海道の記録です

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祖母のケアマネージャーが書いた記録です

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孫息子だけで

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介護の対応が十分にできないと

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報告されていたのです

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しかし

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[音楽]

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介護サービスを受けられるのは

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病気や障害のある本人だけ

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家族は含まれておらず

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和也さんへの支援にはつながりませんでし

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だんだん諦めていく

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つながりが

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どんどん

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なくなっていくっていうか

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細くなっていったんで

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ちょっとどうして言っていいかわからない

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ような状態でした

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4年前

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祖母と母親を看取った和也さん40代に

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なるまで

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就職したことがありませんでした

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去年スーパーで働き始め

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ようやく社会とつながる生活を送ることが

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できるようになりました

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今和也さんは

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ヤングケアラーの当事者同士が語り合う

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集いにも

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参加しています

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この日初めて自らの体験を語った和也さん

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強調したのは周りの人へのメッセージでし

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このように2人だけで生きているような

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感覚でした

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社会との関わりがあればもっと良かったな

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と思います

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周りの人もお節介でもいいので

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積極的に関わっていってほしいと思います

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[音楽]

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SOSを発信できない

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ヤングケアラーの存在に大人はどう気付き

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手を差し伸べれば良いのか

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お邪魔します

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兵庫県

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尼崎市では市内61の学校に9人の

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スクールソーシャルワーカーを配置してい

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ます

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最近どうなっ大丈夫

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その一人黒蜜さおりさんです

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掲示物や

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持ち物など細かくチェック

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子供たちの些細な変化に気を配っています

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ちゃんとしてる

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いやちょっと待って

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文字がこうガーって消えるほど

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段雑に乗ってるようなところとかは

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ちょっとなんかこうスッキリしてない

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ところがあるんかな聞いてやってるかなっ

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て思って気にするようにしてますね

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[音楽]

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黒蜜さんが一番大切にしているのは子供の

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目線に立つことです

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[音楽]

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トランプ

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UNOですよね

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1234つ道具です

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[音楽]

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何気ない仕草ややり取りから

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された本音に気付こうとしています

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[音楽]

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うまく安心な関わりができるようにいつも

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こうアンテナ張り巡らしてるような感じ

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です

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大丈夫大丈夫っていう言葉だけには

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惑わされずにしっかりこう変化に気がつき

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ながらサポートするっていうことが大切や

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なぁと思っています

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実は黒蜜さんもまた小学生の頃から

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病気の母親のケアを担う

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ヤングケアラーでした

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[音楽]

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当時苦しみを周囲に打ち明けられなかった

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経験から

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とにかく大人が働きかけることが

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重要だと考えているのです

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この子は

play13:00

ヤングケアラーで

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本当はすごくこうしんどい危ういところを

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持っているんだなというところをみんなが

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こう気がついて自覚してで見守っていくっ

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ていうことがまず大事かなと思っています

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笑顔の裏にはしんどさがあるんだっていう

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ことに分かってて関わっていくのと分から

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ずにもう済ましてしまうのは全然違うかな

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[音楽]

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病気や障害のある親の世話をする18歳

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未満の子供

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ヤングケアラ

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先月国が公表した調査ここまで大規模な

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調査は初めて行われたんですけれども深刻

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な事態が浮かび上がってきています

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中学生の17人に1人高校生の24人に

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1人という結果です

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介護などの身体的なケアだけでなく買い物

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や料理といった家事親だけでなく

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幼い兄弟の世話なども含まれますそのケア

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にかけている時間は中学生が平日平均4

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時間高校生は3.8時間1日に7時間以上

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家族の世話をしていると答えた人も1割に

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上りました

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ヤングキャラーの実態に詳しい大阪歯科

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大学の浜島芳恵さんに今日は聞いていき

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ます

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浜島さんなかなか自分から言い出せずです

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ね孤立する子供が多い中で

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VTRでもありましたこちらの黒蜜さん

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子供の大丈夫に惑わされないで欲しいと

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いう言葉がありましたこれはつまり大丈夫

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ではないということですね

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そうですねあのやはりヤングケアラーたち

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というのは物心ついた時からケアを担って

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いたりですとかまたはその他の別の家庭と

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ですね

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環境を比べるということができませんので

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今の状況が通常になってくるわけですそう

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すると大丈夫と聞かれると大丈夫っていう

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ふうに答えるのは当然のことであって

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しかしそれが本当とは限らないということ

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があると思いますそういった形で

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負担があるにもかかわらずそれを自覚して

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いないですとかまた自覚があったとしても

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なかなか理解者がいない中でその知られ

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ないようにしなければいけないとか知られ

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たくないというような思いが出てくると

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いうこともありますそういった中で

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なかなか本人からは発信できないという

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ようなことがあるわけですねそれが

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なかなか気づきにくいというところの一因

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になってくるかと思います

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実際今回取材に応じてくださった方々

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コトワさんは誰かに相談する発想は全く

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なかったと話していますそして和也さんも

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お節介でいい周りの人は積極的に関わって

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と話してくれましたこうした言葉からも

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アプローチが必要なんだということですね

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そうですねなかなか見えてこないというの

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は当然のことですので感度の良いアンテナ

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を持つと同時にやはり周りが積極的に

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アプローチしていくということは非常に

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重要かと思いますもっとヤングケアラー

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たちの話を聞いてもですねいつどこで心を

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開くかというのは本人たちもやはり

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わからないしかしどこかで

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突然この人に話してもいいなっていう

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タイミングがあるわけですねそれだけに

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周囲の方から

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常に見守りを続けて声をかけ続けるという

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ことが非常に重要になってきますそして私

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には話していいんだよそういうことを家の

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こととか何かあったら話していいんだよと

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いうことをですね発信続け発信し続けると

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いうことが重要になってきますそうします

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とある何かのタイミングの時にあこの人に

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は話そうかなって言った時にしっかりと

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キャッチをして支援につなげていくという

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ことが可能になってくるかと思いますその

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声をかけ続けるというところですけれども

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私たちの中にあるですね

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介護だったり家事をしている子供は偉いと

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かあるいはその言葉の中でも偉いねという

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言葉もあると思いますこういう考え方だっ

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たり言葉を変えていかないといけないと

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いうことなんでしょうかそうですね非常

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難しいところなんですけれどもその家族の

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ケアを担うということはあのそれはそれで

play16:58

本当に素晴らしいことですし尊いことです

play17:00

し本当によく頑張ってるっていうところは

play17:02

認める必要があるわけですね評価すると

play17:04

いうことが大事だと思いますただそこで

play17:07

終わらないということですやはりその

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頑張ってて素晴らしいんだけれどもでも

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ちょっと負担に感じることはないとか何か

play17:14

学校生活で困ってることはないという形で

play17:17

負担にもですね注意を払うということです

play17:20

ねその彼らの価値とですね負担その両方を

play17:23

ですねやはり私たちは認識していく必要が

play17:25

あるということが言えると思います私たち

play17:28

一人一人が気づくべき大切なことが見えて

play17:31

きたんですけれども実はより子供たちと

play17:34

密接に関わっている場所でさえもその把握

play17:37

が難しいという現状があるんですまず学校

play17:41

はもし本人の悩みや不安を聞けても家庭へ

play17:45

の介入ができないそして行政の方も

play17:49

ケアマネジャーなどを通じて家庭の状況を

play17:51

把握できても子供本人の問題までなかなか

play17:54

たどり着けないというのが実情なんです

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こうした中でどうすればヤングケアラーを

play18:00

支えることができるのか

play18:02

模索が始まっています

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[音楽]

play18:07

自らがヤングケアラーだった経験をもとに

play18:10

活動するスクールソーシャルワーカー黒蜜

play18:14

さおりさん

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今学校の教員たちに

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困っている子供を見つけ出す力になって

play18:23

もらいたいと

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活動しています

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ヤングケアラめっちゃ見つけにくいんです

play18:30

よなんか困ってないと言っても全然大丈夫

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大丈夫っていうしでなんとなくうまくやっ

play18:37

てそうに

play18:39

見える

play18:40

黒蜜さんは外からは見えにくい

play18:44

ヤングケアラーの悩みに気付くことが

play18:46

何よりも

play18:47

重要だと訴えました

play18:52

実は共通して絶対に悪いものが一つあるん

play18:57

ですよ何やと思われますか

play19:00

貧困でしょうか

play19:01

能力でしょうか

play19:04

実はね

play19:06

孤立なんですよ全ての問題につながって

play19:09

いるのは孤立です

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ケアを少ない人数の家族とか子供とかが

play19:16

抱え込んでしまうというところに問題が

play19:18

あるんです

play19:20

これからもどうぞよろしくお願いいたし

play19:21

ます終わります

play19:23

[拍手]

play19:28

ヤングケアラーっていう言葉自体あんまり

play19:30

知らなかったんですけれど日々でやって

play19:33

いる子どもたちにかける言葉とか大事なん

play19:37

だなっていうことを改めて実感させて

play19:39

もらいました

play19:41

孤立化しているっていう部分については

play19:43

学校は現場に

play19:45

勤めているとなかなか気づかないところ

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しっかりと子どもたちの困りから寄り添っ

play19:51

ていくっていうところは本当に大事だなっ

play19:53

ていうふうには感じました

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黒蜜さんは学校だけでなく行政や

play20:02

児童相談所など関係機関と連携し

play20:06

ヤングケアラーの支援につなげようとして

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います

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この日尋ねたのは生活保護の申請窓口

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母親が体調を崩し

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ヤングケアラーとなった児童の家庭のため

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相談に訪れたのです

play20:34

大きな目的が家族全体を支えることで

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児童の負担を軽減する狙いですと嫌がらせ

play20:41

をしてくるだろうなっていうことはケアの

play20:44

負担を減らしてその子が進路とか

play20:48

将来に向けてちゃんとこう取り組めたりと

play20:51

か部活や友達関係も楽しめたりするって

play20:54

いう

play20:55

環境に持っていくっていうことが大事だな

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といろいろなこう関係機関を使って

play21:01

ケアをみんなで負担していこうという風に

play21:04

しています

play21:06

[音楽]

play21:09

介護現場などを巻き込み

play21:11

ヤングケアラーを支援しようと動き出した

play21:13

のが神戸市です

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この日行われていたのは

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介護事業者向けの

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啓発動画の撮影です

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子供若者キャラであった子どもたち

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は誰にも相談できず問題を抱え込んで

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しまう可能性があります

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取り組みの背景には2年前に起きたある

play21:40

事件がありました

play21:45

女性が

play21:46

介護の負担に耐えかね

play21:49

認知症の祖母を殺害

play21:55

介護サービスを使っていましたが女性への

play21:59

支援にはつながりませんでした

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神戸市内にはおよそ3000カ所の

play22:10

介護事業所があります

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それぞれの事業所は神戸市の動画を

play22:18

インターネットで視聴するよう

play22:21

求められています

play22:26

障害や

play22:27

病気のある家族に変わり買い物料理

play22:31

掃除洗濯など家事をしている

play22:35

具体的なイメージは全く持ってなくてそこ

play22:37

まで目がいってなかったことがあるだろう

play22:40

なという感じで思ってます

play22:47

神戸市は全国に先駆け

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ヤングケアラー専門の部署を新たに

play22:52

立ち上げています

play22:57

子供若者ケアラー

play23:00

支援担当課

play23:02

3人のスタッフを新たに雇用し対応に

play23:05

あたっています

play23:10

ヤングケアラーについての情報が寄せ

play23:12

られるとこの担当課が一元的に受け付け

play23:19

ますそして

play23:21

介護保険

play23:22

障害者支援など8つの部署と連携

play23:27

病気や障害

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介護など家庭によって異なる事情に

play23:31

組織の壁を越えて対応していこうとしてい

play23:34

ます

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一つの部署だけでできる

play23:40

課題ではなく横断的に教育の現場また医療

play23:43

の現場また高齢者障害者を横につながり

play23:47

ながら情報共有し若者のケアラーの

play23:51

支援という観点を新たに入れることで

play23:53

改善できるような方策をぜひ作っていき

play23:56

たいと

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ヤングケアラーについての相談窓口や

play24:01

さらに多くの当事者の声については画面左

play24:04

のQRコードからもご覧いただけます

play24:07

ここでぜひ皆さんに知っていただきたいの

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が国を挙げての対策にいち早く乗り出した

play24:13

イギリスの取り組みです12人に1人が

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ヤングケアラーと社会問題化する中で

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2014年に法律を制定しました地方自治

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体に対して

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ヤングケアラーを適切な支援につなげる

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ことを

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義務付けたんです

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20年以上にわたり5000人以上の

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ヤングケアラーを支援してきたサラ

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ゴーレンさんです

play24:36

サラさんはいかにこのヤングケアラーを

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見つけ出し

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支援につなげるか

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ヤングケアラーになる前が大事だと指摘し

play24:43

ます

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[音楽]

play24:46

ヤングケアラーになる前に

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危機的状況に陥ってしまう可能性を

play24:52

認識しておくことが大切です

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親など家族に慢性的な症状があると

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診断された時点から

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子どもたちへの介入を始めるのです

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もう一つあります

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ヤングケアラーが自らSOSを発信し

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やすいように

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秘密の場所を作ることが大切だと言います

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本当のことを自由に話せる

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秘密で安全な場所を作ることが大切です

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家庭とは違う場所にです他のヤングケア

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ラーとも話せる場であるとさらに良いです

play25:28

play25:29

実はイギリスでは

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秘密の場所として当事者同士がつながる

play25:33

こうした場ができたことが大きなうねりに

play25:37

なっていったんですね

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ヤングケアラーナショナルボイスという

play25:40

イギリス全土のネットワークにこれ発展し

play25:42

まして国を動かすまでの一大勢力になった

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んです例えばですけれども全ての学校に

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支援員の配置の義務を求めたり対応

play25:52

マニュアルを自分たちが作ったりしました

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玉島さんこのイギリスの取り組み当事者

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自らが動いてるっていうところがポイント

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ですよねそうですねその当事者たちの声が

play26:02

ですねきちんと

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届いていくっていうところは非常に

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素晴らしいところだと思います特に今あの

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拝見している中でですねイギリスの

play26:10

取り組みとして素晴らしいところ3つの

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ポイントがあるのかなと思うんですけれど

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もまず一つはそのヤングケアラの発見支援

play26:17

の仕組みというのがきちんと法制化されて

play26:20

ですね仕組みとして存在しているという

play26:22

ところになります日本においても当然個人

play26:25

的にですね

play26:27

ヤングケアラーに気づいた先生ですとか

play26:29

専門職がですね個人的に支援をするという

play26:31

ことはあるわけなんですけれどもそれです

play26:34

とその偶然に左右されてしまうそういった

play26:36

人に出会えたヤングケアラーには支援が

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行くけれども出会えない多くのヤング

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キャラの支援が行かないというようなこと

play26:42

が起こってきてしまうわけですしかしその

play26:44

仕組みを作ることによって多くのヤング

play26:47

ケアラーたちがですねちゃんと支援に

play26:49

結びつけられていくということができると

play26:51

思いますまた予防的なアプローチの大切さ

play26:54

というのが述べられていましたけれども

play26:56

やはりその予防的なアプローチができると

play26:58

いうのもそういった仕組みがあるからこそ

play27:00

だということが言えるかと思いますそして

play27:03

2つ目にですねやはり支援メニューの充実

play27:05

ということがあります先ほどもですね

play27:08

ヤングケアラーたちの集える場があると

play27:10

いうような話がありましたがそれ以外にも

play27:13

ですね例えばレスパイトサービスですね

play27:17

ケアから離れてちょっと休める可能体験と

play27:20

か子供らしいですね時間を過ごすことが

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できるそういったですねサービスというの

play27:25

も整えられていたりしますそういった

play27:28

豊富な支援メニューがあるの仕組みがある

play27:30

ということと

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支援メニューがあるということそれが両方

play27:33

がですあることによって両方を生かして

play27:35

いるということが言えると思いますそして

play27:37

さらにそこにその当事者たちの声が届くと

play27:39

いうことですねペヤングケアラーたちが

play27:42

社会的に認識されてそして彼らの声を発信

play27:45

する場があるそしてそれが制作に反映され

play27:48

ていくそういったところが非常に

play27:50

素晴らしい点ではないかなというふうに

play27:52

思いますはい日本では

play27:55

厚生労働省と文部科学省が中心となって

play27:57

プロジェクトチームを立ち上げて今月中に

play28:00

は支援のための報告書を作成する見込みと

play28:03

なっています真島さん日本がこの問題に

play28:06

向き合っていくために今後何が必要だと

play28:08

考えますかそうですねやはり非常に重要な

play28:12

ポイントとしてそのヤングケアラーに

play28:14

関わるその問題というのはですね子供の

play28:17

人権に関わる事柄ではあるんですが子供の

play28:21

問題ではないんですね子供の問題でもある

play28:23

んですそれだけではないその背後にある

play28:25

大人の問題にやはり注意を払っていく必要

play28:28

があると思います高齢者福祉障害者福祉の

play28:31

問題または貧困ですとか社会的孤立社会的

play28:34

配慮の問題そういった様々な問題が絡んで

play28:37

きているそしてその問題が解決されてこ

play28:40

ない中でですねその支配要請が子どもたち

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に行っているとそこでそのヤングケアラー

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たちが様々な困難を抱えることがあると

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いうことですそういった意味でですねその

play28:49

ヤングケアラーの支援にはですねその

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児童福祉や教育というところだけではなく

play28:54

て非常にこの様々な領域にまたがった包括

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的な支援というものが必要になってきます

play28:59

そういった意味では国にはぜひそういった

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包括的な支援のビジョンというのを示して

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いただきたいなと思いますしまたそれを

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法制化して予算化していくって言ったです

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ね取り組みを期待していきたいと思ってい

play29:12

ます

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ヤングケアラーの子どもたちが生きやすい

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社会これはどんな姿をしていますか何が

play29:19

求められますかそうです様々なことがあり

play29:20

ますがやはり一番大事なのは理解だと思い

play29:23

ますそのヤングケアラーたちがそのケア

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経験によって得た価値そしてその

play29:28

価値だけでじゃなくてそれでもなかなか

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しんどいことがある様々な負担困難その

play29:33

両方はですね理解している人々がたくさん

play29:35

この社会にいるということそれがその

play29:38

暮らしやすい社会を作るための第一歩に

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なるのではないかなと思いますそして

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どんな言葉を子供たちにはかけた方がいい

play29:45

というふうに思いますかそうですねやはり

play29:48

彼らに彼らにはですね大変

play29:54

さま見ながら一緒に考えていこうという

play29:56

ことをですねぜひ声をかけてあげてほしい

play29:58

と思います

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